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山を歩いたり、キャンプをします

2017/06/16-18 尾瀬テント泊ハイキング

今更ですが6/16-18に尾瀬に行ってきました。

金曜日に有給をとって2泊3日のスケジュールです。

Day0

6/15 22:00、新宿駅バスタから夜行バス(関越バス尾瀬号)で移動。

木曜夜ということで隣席の乗客もおらず快適でした。

バスもそうなんですが、人気があるハイキングコースなので平日に行くのが良さげですね。

Day1

尾瀬戸倉からシャトルバスに乗り換えて鳩待峠に移動。

シャトルバスにはマイカー勢も乗り込んでいました。

5時過ぎには鳩待峠に到着。

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ブログとかでよく見る看板。

国立公園なのです。

鳩待峠〜山ノ鼻

5:18 鳩待峠から入山。

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程よく霧が出ていて癒やされますね。

山ノ鼻へは殆ど木道なので歩きやすいです。

下りでは滑り止めなどもありよく整備されています。

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早速ミズバショウの群生がお出迎え。

朝露で濡れていて瑞々しさが際立っています。

山ノ鼻〜見晴

6:15 山ノ鼻小屋に到着。

時間に余裕があったので研究見本園を回りました。

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ミズバショウの見どころではここが一番だったように思います。(東電小屋付近は回ってないのでそちらも多かったかも)

文章に書くの難しいのですが本当に感動して一人でうわ〜ってなっていた記憶があります。

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湿地帯と山の組み合わせは最高。

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平日に来てゆっくり写真撮りながら回れたのが本当良かったと思います。

広い空間に一人でいるシチュエーションが好きなんですよね。

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逆さ燧のポイントです。

雲に覆われていました。

見晴までは竜宮現象を見たり、カエルの鳴き声を聴きながら探してみたり(見つからなかった)。

見晴〜尾瀬沼

8:50 見晴小屋到着。

ここで小休憩して尾瀬沼を目指します。

尾瀬沼までは木道もありますが、山道に入っていく形になります。

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美しいブナ林を抜けていきます。

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ええ感じの沢。水場好きなので最高な気持ちになってきます。

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後半には残雪もあったりました。

10:41 尾瀬沼(沼尻平)を経由して11:26に尾瀬沼キャンプ場に到着。

13:00のチェックインまで昼食と休憩タイムとしました。

尾瀬沼キャンプ場は要予約ですがウッドデッキが割り当てられるので雨天時の心配も無く快適に過ごせます。

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この日初投入のLocus Gear クフタイベック。

非自立式のフロアレスシェルターです。

ウッドデッキはペグが打てないため、石と側面のリングを使って何とか立てました。

(側面のガイライン付けてないのでテンションが足りないのは見ないことにしてください。)

風は無いですし周りが森林に囲まれてるので問題ありませんでした。

この日は岩清水の方に軽く足を伸ばしたりして一日を終えました。

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尾瀬沼と燧ヶ岳を眺めながら飲むビールは最高。

Day2

燧ヶ岳

4:00に起床し、燧ヶ岳に登ってきました。

といっても、柴安嵓の方はアイゼンと滑落防止のピッケルあったほうが良いよとの情報がビジターセンターのサイトにあったため、安全を取って俎嵓までをピストンする計画です。

4:37見晴キャンプ場出発。

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尾瀬沼は霧に包まれています。

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残雪はそこそこ。雪は固めだったので踏み抜きに注意すれば歩くのには特に支障ありませんでした。

他の登山者は少なく、ピンクテープは途中で見失いやすかったので慎重に進みました。

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高度を上げてくると前方が開けてきました。

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6:36 ミノブチ岳。

先に見えるのが俎嵓です。

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あと少し。最後は岩場なので慎重に登ります。

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7:06 俎嵓登頂。

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天気が良かったので尾瀬沼尾瀬ヶ原を一望できました。

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柴安嵓と尾瀬ヶ原。次回は柴安嵓まで行きたいですね。

このあと多少の休憩を挟んで下山。

9:45 尾瀬ヶ原キャンプ場に戻り、テントを撤収しました。

尾瀬沼〜見晴

11:12 尾瀬沼キャンプ場発。本日の幕営地の見晴キャンプ場に向かいます。

昨日通った道なので特に問題なし。土曜日なのでハイカーは増えていました。

12:57 見晴キャンプ場着。

そこそこテントの数は多かったですが端の方に場所を確保できました。

周りに小屋が沢山あるのでそこで昼食を取りました。

天気も良かったですし、疲れもあり昼寝が気持ちよかったです。

見晴〜三条の滝 往復

15時ごろから三条の滝方面に足を伸ばしました。

CT3時間を巻いて2時間ちょっとで回る計画なので、あまりこの時間から歩くのはおすすめしません。

前半は殆ど下りです。ぬかるみが多めでしたが残雪は無く危険箇所は特にありませんでした。

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1時間くらいで三条の滝到着。

100mくらいの落差があるそうなので写真で見る以上の迫力がありました。

うっすら虹が出ているのが綺麗でしたね。

周辺の岩肌も美しいしずっと見入ってしまいます。

帰りは殆ど登りで体力的にはしんどいですが1時間ちょっとで戻り17時ごろにはキャンプ場に到着したと思います。

小屋でビールを飲み、テントに戻って夕食を食べこの日の行動を終えました。

Day3

この日は行きと同じ道を通って鳩待峠に戻るだけなので多少遅めに起きて出発しました。

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至仏山。6月は入山規制の時期なので次回は登ってみたいですね。

3日間で60km以上歩いてかなり疲れが溜まっていましたが、途中休憩を挟みながら歩いて無事鳩待峠に戻りました。

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コーラと小屋の軽食が美味かった。

鳩待峠で風呂に入り、行きと同じく高速バスに乗って、けもフレ舞台の配信を見たりしながら帰宅しました。

まとめ

尾瀬に行くのは初めてだったのですが、人気のハイキングエリアであるのが頷けるような素晴らしいところでした。

国立公園ということで(おそらくその中でも)管理が行き届いていて良く過ごしやすかったです。

元々水源が豊富なことや、ハイカーが増えすぎてゴミの投棄が問題になった過去の反省や植生保護の取り組みなども影響しているのだと思います。

季節によって見れる花や植物も豊富なので何回も足を運びたくなる場所でした。