2017/08/10-11 八ヶ岳(赤岳-横岳-硫黄岳)
山の日ということで前日から休みを取って八ヶ岳に行ってきました。
行者小屋でテント泊をし、翌日に赤岳、横岳、硫黄岳と縦走する計画です。
Day1
美濃戸口〜行者小屋
中央線の始発から中央本線に乗り換え茅野まで、そこから路線バスで美濃戸口まで行けます。
10:15 美濃戸口
マイカーでは美濃戸まで行けるみたいですがバス勢はここから。 美濃戸までは林道です。
山小屋が2軒あって軽食や日帰り入浴ができます。
脳内BGMはsora tob sakanaちゃんの「夏の扉」
11:05 美濃戸
ここから登山道です。
ここで北沢と南沢に分かれており、行者小屋方面の南沢を進みます。
序盤はフラットで気持ちの良いハイキングコース。原生林の中を進んで行きます。
苔好きなので歩いているだけでテンションが上がってきます。沢筋なので水源が豊富です。
開けてくると行者小屋までもう少しです。
12:45 行者小屋
本日の宿です。テント泊の受付をして設営。
平日でしたが夏休みの高校生の団体もいたりそこそこ混んでいました。
装備は雲取山のときとほぼ同じで、食料を多めにしたのでザックはマリポサにしました。
この日は余裕があれば阿弥陀岳まで行こうか考えていましたが、寝不足で体調がイマイチだったので殆ど昼寝して過ごしました。
夕方くらいから気温が15℃程度で多少肌寒く、休憩時には化繊インサレーションを着てちょうど良いくらいでした。
Day2
行者小屋から赤岳
4:40 行者小屋
この日の計画は赤岳-横岳-硫黄岳と縦走し、赤岳鉱泉を経て北沢から美濃戸に戻る計画です。 標準コースタイム10時間のコースなので食事はこまめに取るようにしました。 4:00くらいまでは辺りが暗く、出るタイミングを伺っていました。
行者小屋から文三郎道を通っていきます。徐々に急勾配となり、後半ハシゴが多かったと思います。
振り返るも下の方は見えず。
鎖場も増えてきます。
5:20 阿弥陀岳との分岐
ここから岩場が多くなります。
5:28 キレット分岐
あと少しです。三点支持で登れば問題ありません。下ると怖いかも。
5:45 赤岳
赤岳に登頂しました。ガスっていて何も見えませんw しかし、周りに誰もいないここに立つことで、厳かさをより感じられたようにも思えます。
吹き上げる風が出てきたので先へと進みます。
うっすらと斜面の方が見えます。雲がかかっていなければ高度感あって怖かったかも。
この一枚岩の下りはかなり慎重に降りました。 すれ違った登りの人もかなり息を切らしていました。
6:20 赤岳天望荘
当初は赤岳天望荘で休憩を考えていましたが、コースタイムも巻けてあまり疲れを感じなかったのでそのまま先へ進みました。
地蔵尾根の分岐です。
色々な風景を見せてくれる尾根。歩いていて飽きません。
7:08 三叉峰
相変わらず何も見えません。天気良ければ眺望が良さそうな場所です。 ここまで来ると横岳までもう少しです。
7:21 横岳
横岳に登頂しました。
天気が良いとここから赤岳鉱泉の方が見渡せるのでしょうか? 夫婦で登山していた方の写真を撮ったり代わりに撮ってもらったりしつつ、次は硫黄岳に向かいます。
痩せた尾根を歩きます。
カニのヨコバイ。足場はしっかりしているので高所が苦手な私でも恐怖感はありませんでした。
むしろ通過した直後の方が怖い。
7:58 硫黄岳山荘
硫黄岳山荘で小休憩。WiFiが入って便利でした。
硫黄岳まで少し登ります。
開けた尾根で方向を見失いそうですが、ケルンを目印に進みます。
8:22 硫黄岳
硫黄岳に登頂しました。近くに火口があり注意の看板が出ています。 横岳からここまでの間に土質がガラッと変わって面白かったです。
8:35 赤岩の頭
砂漠のような図。 ここの分岐で間違えないように注意して進みました。
樹林帯を通り高度を下げていきます。
少しだけ雨がパラつきましたがレインジャケットを着る程ではなかったのでそのまま進みました。
結果的に天候が持ってくれて助かりました。
9:25 赤岳鉱泉
赤岳鉱泉で最後の休憩。岩肌が見えているのは横岳だそうです。天気が良ければ頂上まで見えるのでしょうか?
ここから南沢ルートで下山します。
沢筋を下っていきます。勾配も緩やかで気持ちよくチル出来る道ですね。
最後は林道を歩きました。
10:51 美濃戸
登山口の美濃戸に帰ってきました。最初に通った林道を進みます。
11:35 美濃戸口
バス停の美濃戸口に戻ってきました。南沢後半からの林道が地味に長くて疲れました。
ここの山荘で日帰り入浴をして汗を流し、行きと同じく茅野駅までバスで戻り、特急あずさで東京に戻りました。
まとめ
今回は八ヶ岳の中でもメジャーなコースを縦走しましたが、歩く場所によって次々と風景が変わりとても満足感ありました。
次回は天候の良い日を狙って稜線上での眺望を楽しみたいと思います。
概ねどれくらいの時間で歩けるかも把握できたので次は阿弥陀岳も登りたいですね。