2017/09/10 南アルプス(仙丈ヶ岳)
当初は1泊のつもりでしたが土曜日に予定があったので日帰りで日程を組み直した形です。
東京 - 甲府
日帰りといいつつ、前日の24時少し前に到着するように遅めの特急で甲府入りし、4:35のバスを待ちました。
駅ビバーク勢がそこそこ多かったです。
2時まで近くのジョナサンにいたり、その後は駅前のベンチで休んで適当に時間を潰しました。
甲府 - 広河原
4時くらいになると広河原行きのバスに列が出来始めたのでとりあえず並んでおきました。
この後、列が40-50人くらいになっていましたが、運が悪いと路線バスの床に座る羽目になるので早めに並んだほうが吉のようです。
バスは全員乗れるように複数台運行するみたいでした。
広河原 - 北沢峠
広河原で北沢峠行きのバスに乗り換えます。
こちらも複数台運行されていましたが、おそらく2台で往復しているようで定刻より遅れていました。
当たり前っちゃ当たり前ですが、登山口からの出発時刻は余裕をもって計画した方が良さそうです。
7:40 北沢峠(登山口)
北沢峠は標高2,032mで仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳へ最もアプローチしやすいポイントになっています。
仙丈ヶ岳へは登りで小仙丈尾根を通っていくルートが、景観の素晴らしい最も人気のあるコースと思われます。
ここから入山しました。
序盤は緩やかな登りでウォーミングアップにちょうど良いです。
日帰りで軽量装備だったので平坦な箇所で軽く走るのが気持ちよかったです。
木々の間から北岳方面が見えます。どの山なのかはこの時点ではわからず。
徐々に岩が増えてきて頭上が開けてきます。
後方にはややガスっていますが甲斐駒ヶ岳が見えました。
花崗岩の山肌が美しい雄大な山ですね。次回は登ってみたい。
9:14 小仙丈ヶ岳
小仙丈ヶ岳に着きました。
ここから小仙丈沢カールの景色が最高です!
流石南アルプスの女王と言われるだけありますね。圧巻です。
来てよかったと心の底から思えるような景色でした。
北側はこんな感じ。吸い込まれるような風景です。
仙丈ヶ岳に向けて進みます。
小仙丈ヶ岳からの下りは多少岩場がありますが落ち着いて下れば全く問題ありません。
目の前のピークが仙丈ヶ岳山頂と思っていましたがその後ろのようです。
もう少し近寄ったところから小仙丈沢カールを。
右手には仙丈小屋が見えます。下りはこちらを通る予定。
山頂が見えてきました。人がめっちゃいますw
10:13 仙丈ヶ岳山頂
山頂に到着しました。今年から登山を始めて、初の3000m超えです。
北岳の方も晴れてきて雄大な姿を見せていました。
西側はこんな感じの景色でした。
山頂で軽く昼食を取って休憩し、仙丈小屋方面から下山します。
一度間違って小仙丈ヶ岳方面に向かってしまい、そちら側は小屋が無いので途中で引き返しました。
11:00 仙丈小屋
仙丈小屋の水は枯れていました、馬の背ヒュッテから向かう場合はそちらで水分補給する必要がありそうでした。
11:34 馬の背ヒュッテ
馬の背ヒュッテで最後の水分補給をしました。
下ってきた道を振り返ります。
岩がゴロゴロした道が続きます。
可愛い高山植物。もう少し名前を覚えたい。
ここの分岐で右側を行き、五合目で往路と合流する予定でしたが、計画を勘違いしており左側から進んでしまいました。
気づいたときに結構先に進んでしまっていたことと、こちらのルートでも特に問題なく北沢峠に着けるのでそのまま進む判断をしましたが、計画外になってしまったのでより慎重に歩きました。
沢筋のルートで小さい滝がありました。
岩が多かったりザレていたり比較的歩き難かったですが、急坂ではロープが張っていたりと危険箇所は少なかったと思います。
前方に甲斐駒ヶ岳方面の山が見えます。
ガンバレ?
林道に出て一安心。
13:00 北沢峠
北沢峠に戻ってきました、小さいトラブルはありましたが計画より多少早いくらいで到着しました。
帰りもバスの乗り継ぎでバタバタしましたが問題ありませんでした。
この日みたいに登山者が多い日では、北沢峠から広河原までのバスは人数揃い次第出発するようなので準備が出来たら早いことバス停に行ったほうが良さそうでした。
まとめ
半分泊まりですが日帰りで南アルプスに行けるのがわかったので甲斐駒ヶ岳や北岳の方も今後登ってみたいと思いました。
仙丈ヶ岳は事前に調べていたとおりの美しい山肌でコースの穏やかさもあり度々訪れたくなるような山でした。
特に小仙丈ヶ岳からのカールの景色は忘れられないものになったと思います。